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主にサークル小麦畑様のゲーム「冠を持つ神の手」の二次創作SS用ブログです。 他にも細かいものを放り込むかもしれません。
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性が成長してから分化するっていい設定ですね。という小言。


三足族はリザート系の亜人種――
そりゃ性別も変わるよ! と納得しまくったのでちょっと性決定について調べてみた。

性別決定のメカニズム

生物の性別はおおまかにわけて雄と雌の2種。
それが決定される際には、幾つかの段階があるとされます。

1.受精の段階
この時、卵子と結びついた精子の持っている染色体が(哺乳類の場合)XかYかでXX(雌型)か、XY(雄型)かが決まる。

2.形成の段階
胚が成長する際、遺伝子型に準じて生殖腺(卵巣か精巣)を発達させる。
しかし実はどちらも遺伝子の設計図には組み込まれているので、退化しているだけで体内にはある。

3.性ホルモンによる発達の段階
いわゆる第二次性長期。生殖腺から分泌される性ホルモンにより、身体的に雄化・雌化が決定される。

これを三足族に当てはめると、おそらく1の段階での決定事項はあるかと思われます。
ですが哺乳類のように受精段階の性決定がその後、そのまま性決定に至らないのでしょう。
かつてはトカゲ系の尻尾のある種族だったことを考えて、爬虫類のモデルを考えてみます。

爬虫類の一部(特にワニ・カメなど)は、性の決定が1の段階全てでは終わりません。
2と3がほぼ同時に発生し、孵化段階の温度という外的要因により変動します。
まず生まれつきの染色体による遺伝子決定とは関わらず、生殖腺は未分化のまま成長が始まります。
その際に持っていた酵素が、環境にあわせて活性化すると雌化ホルモンへ、不活性なままだとそのまま雄化ホルモンの分泌を促すとかまあだいたいそういう感じです。

生まれた段階での三足族は、生殖腺は未分化のままで、性ホルモンも変換可能なものを持っているのでしょう。
体内にはちゃんと、どちらかになりうる器官はそなえていると思いますが。
これが成長に伴い、おそらく脳からの指令で性別決定ホルモンの分泌が促されるものと思います。
文化的に十五という目安が設定されているからこそ、「十五歳になって成人の儀を受ける時に決める」と思っているためにその幅からは出ることはあまりないでしょうが、本来ならばかなり性決定の段階にはズレがあるかと思われます。
それこそ十かそこら、ないしは十八くらいまで個体によっては分化しないのかもしれません。

そんな戯言。

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